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新入生へのメッセージPart2

昨日に引き続き、赤羽龍登より、新入生へのメッセージです…

私は、教育人間科学部での夏のオープンキャンパスで、去年・一昨年と2年間「先輩からのアドバイス」として話をさせて頂いています。そこでいつも言う事は、「大学生活は小中高校とやってきた学生生活とは全く違う」という事です。その違いを私は「自由と責任」という言葉で説明します。


作曲を専攻しています、○○○○と申します。よろしくお願いします。
私の専攻の作曲と大学生活のつながりの様なところをお話したいと思います。

作曲の先生が一番最初のレッスンでこういうことを言うんです;
我々人間は、いつも傷つかないように、心にフタをしているんだ、と。
で、本当の自分の気持ちとか思いっていうのは、そのフタの中にあるんだ、と。
心を大きな井戸のようなものにたとえると、そこに石でできた重い重い
我々が生きて来た20年近く積み重ね続けたフタがあって、
それを、ぐっと押して、押して、それをガタンと落とせた時、
その井戸のなかからふわっと沸き上がってくる感情を曲に書きなさい、と。

簡単に言えば、自由になりなさい、ということなんです。
自分たちが普通に聞いている音楽には規則があって、それにのっとって
理論的に説明が出来る音楽なんですけれども、そういうのは一切取り払って
自分の自由な開かれた心で音楽を書きなさい、ということなんです。

私は中学校の時に書写の時間に「自由と責任」という文字を
書いた記憶があります。その時、書写の先生が、
「自由と責任」について語ってくれたのですが;
自由になるということは、それだけの責任が自分にふりかかってくる、
自由なんだけれど、責任が増える、というなんとも難しい事なんだよ、と。
その時は、「まぁ、その通りだろうなぁ」と頭で理解したくらい
だったのですが、大学に入ってからその言葉を
とても痛感・実感するようになりました。

まさに大学生活が「自由と責任」という言葉に置き換えられると
私は思っています。作曲においては、信じられる理論とか、
こうすれば気持ちよく聞こえるみたいな定石を取り除いて
創造をしようとすることは、本当に自由なことなのですけれど、
自由な分だけ、本当に自分がどういう音楽を書きたいのか、
というものがないとどこへもすすめなくなってしまいます。
自由なはずなのに苦しいのです。

大学生活も同じです。一人暮らしをする人も居るでしょう。
授業も、必須のもの以外は、自分が自分で好きなように
取る事が出来ます。大学というところは高校までの学校生活と
全く違う感覚です。本当に自由なんです。
その分自分で責任を取らなければ行けないという感覚が
ひしひしと伝わってきます。

だから、本当に自分は何をしたいのか、どういうことをやりたいのか、
という思いを持っている人の勝ちです。そういう人はもがきながら、
今までにない本当の自由の中を駆け抜ける事が出来ます。
とても気持ちいい事ですよ。

(中略)
もちろん総合大学である新潟大学なので、他学部との交流もできます。
副専攻という制度で、自分の専門以外の領域の勉強も体系的にできます。
ちなみに私はメディアリテラシーという分野を副専攻でやっています。

ですが、これも先ほど言ったように、
自分からやろうと思わなければできないことです。
音楽科のお隣に美術科・書道科があるけれども、交流をしようとしなければ
ただ、隣にあるだけの学科だし、副専攻も強制ではないので。
大学1、2年のうちはなやみになやんで良いと思います。3年生くらいで、
自分の一番良いと思う道を見つける事が出来れば、何か、またその先の光が
見えてくるような気がします。みなさん、がんばってください。

080317153831

アドバイス2。自分の行くべき道を自分で見つける事です。実家に居るときのように誰かが尻をたたいてくれるわけではありません。己の可能性は己で見つけて下さい。

それを発展させてもう一つ。
授業の聴講の仕方とか、学生生活の仕方とか、何一つとっても説明をしてくれる人が皆無です。なぜならば、みんな それぞれ違うからです。小中高校のように先生が丹念に説明してくれることはありません。資料をドンと渡されて、「自分で読んで自分で決めろ」と言われま す。友達や先輩に聞く事はとても大事です。ですがそれ以上に自分で確かめる、自分で決めるということを忘れない事です。分からなければ、学務係(学校の事 務員)に聞くのが一番良いでしょう。ただ、4月は学務も忙しく大変込み合っていますし、生徒個々に対する正確な答えを出してくれない事もあるので、重要な事については食らいついて でも説明を受けましょう。

明日へ続く。

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